緩やかに朽ちてく僕の世界の片隅に

僕の中で紡がれた物語や思考や独り言がこぼれ落ちて霧散するまでの記録

陰日向

日向坂の井口眞緒さんが卒業とのことで最近触れていなかった日向坂の事を少し

欅坂のアンダー的立ち位置のままでは未来は描けず、日向坂へ改名してデビューしたわけなのですがこれは致し方ないかと
アンダー的立ち位置と言ってもアンダーをしていたわけでもなくグループの色もかなり違っていましたから改名は良かったと思います

ただ僕としてはグループのコンセプトまで変わってしまったのは予想外でしたし結果としては残念でした
坂道グループはトータルのコンセプトをうまくコントロールしているなとよく思います

ひらがなけやきだった頃はその境遇を連想させる曲も多かったですね
「イマニミテイロ」からの「期待していない自分」は佐々木美玲さん推しには完璧な流れですがそれ以外にも
「最前列へ」「約束の卵」などコンセプトが一貫しているかと
少し逸れますが「未熟な怒り」「車輪が軋むように君が泣く」も名曲ですね
ひらがなけやき終盤には「ハッピーオーラ」や「JOYFUL LOVE」など彼女たちを表す楽曲が出てきて素晴らしかったです

まさに機は熟したってタイミングで改名からのデビューでそれは期待したわけです
そして期待した通りに坂道を駆け上っているのですかね?
というのも僕の期待と世の中の期待は全然違ったようでまさか恋愛ソング3連発とは
「ソンナコトナイヨ」を含めれば4連発?
乃木坂がアルバム曲は分かりませんが少なくともシングルでは恋愛ソングを歌わなくなって国民的アイドル筆頭として壮大な曲が多くなった分、日向坂はそういうコンセプトに収まったのでしょうか
恋愛ソングを否定はしませんが、その中でもかなりラブラブアピールが凄いので僕にはちょっと厳しいです
学生の頃の純粋な心をどこかに置き忘れてきてしまいましたかね…

曲は凄く良いと思います
「ドレミソラシド」は運営が本気で売出しに来ているなと感じましたしね
日向坂の中では「ときめき草」が一番好きです
大枠では恋愛ソングなのでしょうけど、曲とMVが凄くマッチしていて良いです

そんなこんなで軽めに聴いていたのですが佐々木美玲さんの扱いどんどん酷くなってないですかね
ここまで語っておいて結局そこか!って感じですが、どんどんフォーメーションの端になっていって今回は3列目右端
MV観ましたがほぼ映らないじゃないですか

欅坂は良いんですよ
どの場所にもちゃんと意味があって全員で世界観を作り上げているので

日向坂は違いますよね
フォーメーションの優劣は映る頻度ですよね
もちろん他のメンバーに魅力が無いわけでは決してなく、むしろ魅力溢れるメンバーばかりなのでフォーメーションをどうこうしろって言うつもりはありません

ただ

ただ納得出来ないだけです

そんな扱いを受けるメンバーでしたかね
センターが似合うメンバーをあげるなら日向坂屈指じゃないかと思うのは盲目ですかね

不遇、逆風の中でも真ん中に凛と立つその姿が綺麗だと何度も思ったものです

もう二度と戻れない思い出なのでしょうか