緩やかに朽ちてく僕の世界の片隅に

僕の中で紡がれた物語や思考や独り言がこぼれ落ちて霧散するまでの記録

報われざること一つとしてなからんことを

『Start over!』が公開されて以来、毎日何回も聴いています
いくつもの感情が入り混じっていて、その時々に一番強い感情に引っ張られてしまうので同じ気持ちで聴き続ける事が少なく、結局時間が許す限り聴いています

まずは藤吉夏鈴さん
表題曲初センターおめでとうございます

実はセンター争いは興味が無いというより理解すらあまりありません
バンドのヴォーカルのようにグループの顔を固定すれば良いのにと思いますし、その曲の世界観を一番表現出来る人がセンターになれば良いとも思います
人気順、ミーグリ順でポジションが決まるアイドル文化は今でも納得出来ず、櫻坂はその曲の世界観を構築するのに一番適したメンバーを並べて欲しいというのが本音です。
最近は森田ひかるさんが真ん中に居るのが一番バランス良いなとすら思っていたほどでした

そんな中での初センター発表、そして届いた長文のメッセージ
予想よりもずっと心が喜んでいる僕が居ました

何より藤吉夏鈴さんの想いが報われた事が嬉しい
それが一番分かる形がセンター抜擢なのでしょう
推しをセンターにしたいというファンの気持ちが少し分かった気がします

そしてその後のMV公開
本当にこの曲のセンターで良かった
『Start over!』の世界観を藤吉夏鈴さんよりも表現出来る人は存在しません
これだけは譲れません
藤吉夏鈴さんをセンターにするために用意された楽曲だと心底思います

そしてタイミングも最高じゃないでしょうか
3期生が入ってきて、1,2期生での最後のシングル
全員選抜でフロントは歴代センター揃い踏み
まさに集大成というべきシングルで初センター

 

「報われざること一つとしてなからんことを」

 

まさに全てが報われた瞬間でした
ありがとうございました


それと同時に、納得して前に進んだはずの感情が湧き出てくる感覚も無視できないんですよね

これは「僕」の物語の続きじゃないんですか?
MVを観た時にあまりにも世界観が似ていて驚愕しました

平手友梨奈さんという稀有な表現者を主人公とした「僕」の物語は『黒い羊』を持って完結してエンドロールに『角を曲がる』が流れる中、幕を閉じたのです
後日談として残された者の葛藤を描いた幕間を挟み、櫻坂として第2章がスタートしました
納得していますし何より第2章が大変素晴らしい景色を見せ続けてくれていますので全く不満はありません

でもこのMVは反則です
もちろん運営側もそんな意図は無いでしょう
頭では分かっていても、心が魂がこれは「僕」の物語の続きだと感じてしまいました
もう二度と続きは無いと希望は忘れたはずなのにズルいですよ

平手友梨奈さんの後継者は藤吉夏鈴さんだと過去に何度も言っていました
今の櫻坂のコンセプトに不満はありません
欅坂に戻って欲しいなんて思ってもいません
あれはもう完結した物語なんです

なのに

藤吉夏鈴さんを主人公とした「僕」の物語第2章が始まるのかと思考がどんなに否定しても心が期待してしまうのを止められません

新しい光

前回遠藤理子さんにハマりそうな気がするからとハマってないのに推しメンタオルを買って同居人に怒られた話をしましたが、更に事態は悪化しました
その後の経過としては遠藤理子さんにはハマらず、日を追うごとに山下瞳月さんが気になって仕方ないという状態に

これも前回触れましたが容姿は好みな要素が多かったので気にはなっていたのですが、そこさくでの体力テスト前後編を観てこれはもう認めざるを得ないと思いましたね

決定打は腕相撲対決での井上梨名さんの「手が小っちゃ」と、「最弱は今のところ山下」と言われた時の困り顔です

「手が小っちゃ」は同居人に説明しても分かってもらえないのですが、井上梨名さんも細身で手が大きいわけがないはずなのに、声に出てしまうほど山下瞳月さんの手は小さいのかと不覚にも萌えてしまいました

困り顔は泣き顔好きの派生なんですかね?
説明出来ないんですが「とても良い」と思ってしまいました

毎日腕相撲対決の部分を繰り返し観てます

これからは藤吉夏鈴さんと山下瞳月さんを推していきます

問題はですね、もはや不要となってしまった遠藤理子さんの推しメンタオルがまだ届いてない状況なのに山下瞳月さんの分も買ってしまったので3人分届いてしまうという事態

同居人にはまだ言っていません

櫻を構築する要は花びらじゃなく幹なのか?

同居人が『夏の近道』にハマりずっとYoutubeが流れている状況です
特定の推しが居るわけじゃなさそうですが会話に出てくる頻度から推測するに谷口愛李さんが好きなのではと感じます
なんとなく場慣れした新人らしからぬオーラがありますよね

僕は泣き顔が綺麗だった遠藤理子さんがやはり気になりますかね
ただ、藤吉夏鈴さんを初めて見た時に感じた、この子しか無いって感じまでは心が動いていないのでまだまだ様子見です
他に気になるのは初めて見た時佐々木美玲さんに似ているなって感じた小島凪紗さんと、猫っぽい顔立ちがちょっと好みな山下瞳月さんでしょうか
とは言え、僕は理屈じゃなく感情面がすごく優先される性格なので、良い子悪い子関係なく、最初に良いと感じたら序列が確定してしまう傾向があるためそのまま遠藤理子さんな気もします
まだ推し確定していないのに推しメンタオルは遠藤理子さんのを購入して同居人に怒られました
藤吉夏鈴さんのと合わせてコストが倍になったので
今買っておかないと買えなくなるから後で後悔したくないのに…

『夏の近道』は最初アイドルらし過ぎる曲調だったので敬遠しがちでしたがTAKAHIRO先生の振り付けが素晴らしく、ちゃんと櫻坂してたので今は結構好きです
歌詞もちゃんと櫻坂でした

曲も当然ですが歌詞って世界観を構築するのに大事だなと痛感したのが、バグベアのお二人が「バグベア神曲また作ったってよ」名義で2曲ほどYoutubeで発表されているんですが凄く期待していたのですよ

日向坂で一番好きな曲を聞かれたら『未熟な怒り』が浮かぶほどです
『抱きしめてやる』も独特な曲調で印象に残るなって思ったらバグベアでした
もちろん欅坂でも『サイレントマジョリティー』は当然ながら『僕たちの戦争』『不協和音』も最高なわけです

そのバグベアが自ら作詞作曲したとなれば期待度は嫌でもあがっていたのですが
曲は良いです
歌詞も悪くない
そう
悪くないなんです

聴き込むほどに歌詞が際立ってくる曲がハマる曲になる僕にとってバグベアのお二人の曲は良曲であって、ハマる曲では無かったようです
秋元康先生はやはり凄い

ちなみに全く確証がない推論ですが「作詞 秋元康」は個人名じゃなく秋元康というユニット名、プロジェクト名だと僕は思っています
そう感じた根拠は乃木坂の『Route 246』を聴いた時、歌詞が完全に小室哲哉さんの世界観だったからです
秋元康先生が小室哲哉さんに寄せて書いたという可能性はもちろんありますが、あの独特な言葉選びは小室哲哉さんならではでした
きっと秋元康先生と小室哲哉さんの共作でクレジットが「秋元康」というユニット名なんだろうなと感じました

だから何なんだ?という意見は何もありません
秋元康先生が構築した欅坂の世界観にハマり、今でも櫻坂で夢を見させていただいておりますので不満など微塵もありません
秋元康先生の本当の凄さは歌詞だけじゃなく、歌詞を含めた世界観構築のプロデュース力だと思っていますので

2番目の櫻は未だ咲かず

5thシングル『桜月』のMVが公開され、再生回数は好調に伸びているようですね

タイトルが発表された時の印象としては綺麗な響きだなと率直に思いました
「櫻」じゃなく「桜」なのも柔らかい感じで良い
(全くの蛇足として、櫻坂に改名して以来、「櫻(桜)」の言葉に敏感になってしまっていますのが、桜新町駅の近くにある桜神宮の御朱印の文字がめちゃくちゃ好みで通ってしまいます)

そんな感じで曲も期待していたのですが第一印象は失礼ながら普通のラブソングだなあ…でした
再生回数の伸びを考えれば僕がマイノリティなのは認めます
同居人が「乃木坂っぽいね」とコメントしてて、乃木坂っぽいかは僕には分かりませんが櫻坂じゃないとダメだと思う曲ではないのだろうと解釈しました

ライブで映えるとか、聴くほどに味が出てくるとか、後から好きになる事も当然あるのですが、僕は結構第一印象のままの事が多いです
最初から良いと感じる曲はやはり感覚的にも好みなのでしょう

歌詞の言葉遣いの変化が気になった&曲調が平坦だと感じてしまった『Nobody's fault』は今もあまり聴かず、第一印象から最高だった『五月雨よ』は未だにヘビーローテション
『摩擦係数』は至高の一曲で欅坂含む櫻坂の最高到達点です

ちょっと違うかもですが、山崎天さんセンターの『Buddies』と『思ったよりも寂しくない』はどちらもテーマが近いと思っているのですが、第一印象では『Buddies』の方が好きでしたが、今よく聴いているのは『思ったよりも寂しくない』なので逆転した例かもしれません

藤吉夏鈴さんの『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』と『偶然の答え』は比べるまでも無くどちらも最高なので考察しません

『桜月』はどうなりますかね
聴けば聴くほど好きになれる曲になると良いですね


ただ最後に愚痴を

今回のシングルに3期生曲が入るのですね
あんなに熱望していた2期生9名の曲は作られないまま松平璃子さんが卒業
8人になっても一向に作られず、関有美子さんも今回のシングルで卒業してしまいます
すで2期生が主力として活動しているのは疑いもなく、実力が無いからとは言わせません
そんな2期生には曲を作られず、まだ本格的に活動していない3期生に曲が与えられるのですか?

別に3期生に曲を提供される事に不満があるわけではありません
頑なに2期生に曲を提供しない理由を知りたいだけです

21人の絆と同様に、2期生9人の絆は確実に存在します
彼女達が一緒に活動していたという証が欲しいと願うのは間違っていますか?

幕間-2023年1月-

久しぶりに更新したので、ついでに過去の記事を見返していました

いやあ…良くも悪くも青臭い文章書いてるなあと
その時点での気持ちや想いをそのままなぐり書きしているので、通して読むと文体、文章、内容が結構ブレていたり整合性が取れていなくて恥ずかしいですね

そうかあの時はそう感じていたんだなって懐かしく思えるので修正したりはしなんですが、ただ一箇所だけ修正したいと言うか、今の気持ちとの乖離が激しくてどうしても気になっちゃう箇所があります
当時のひらがなけやきで気になるメンバートップ5を書いていて、よく知らない時期なのでファーストインプレッションって感じなのですがその時にリストがこうなっていました

齊藤京子さん
渡邉美穂さん
柿崎芽実さん
宮田愛萌さん
松田好花さん

その時も触れていますが齊藤京子さんは完全に今泉佑唯さんの友達枠で興味があるって感じですね
佐々木美玲さんが入っていないのもびっくりです
そうか最初の頃は僕は気づいていなかったんですね

日向坂になってからは全然追っていないので現在のメンバーの事はほとんど分かりませんが、僕が今思うひらがなけやきのトップ5はこうですかね

佐々木美玲さん
柿崎芽実さん
宮田愛萌さん
小坂菜緒さん
上村ひなのさん

佐々木美玲さんは言わずもがな
柿崎芽実さんは完璧なアイドルでした
宮田愛萌さんは僕も本をよく読むので山﨑怜奈さんしかり文学少女が深層心理では好きなのでしょうか
喋り方が心地よかったと記憶しています
小坂菜緒さんは大変失礼な発言になりますがルックスに惹かれる部分は特に無いのですが宮田愛萌さん同様、考え方、喋り方など内面が凄く好みな気がします
上村ひなのさんは加入してきた時の逸材オーラが凄かったです
今はどんな風に成長しているのでしょうね

書いていると日向坂の今が気になってきますが、ひなあいすら観なくなって久しく何も情報を得ていないので知る由もないですね…
久しぶりにひなあい観てみましょうか

A flower may bloom again


www.youtube.com

 

欅坂2期生の募集が始まった時、僕は全然興味を持てず、坂道合同新規メンバー募集オーディションも一切追わず、最後のSHOWROOM審査もリアルタイムでは一度も観ませんでした

あの頃、僕は21人の絆に囚われていました
僕を主人公とした世界観に心酔し過ぎて永遠を求めていました

それが「欅って、書けない?」での2期生お披露目の回で藤吉夏鈴さんをみて一目惚れし、欅坂を選んで入ってきた純粋なメンバー達にどんどん惹かれ気づけば旧2期生推しとなり、『摩擦係数』でそれは満開となり、欅坂時代も含めて今が最高到達点だと心から思える日が来ました

そして、ついに3期生加入ですね
もう変化していく事に抵抗は無いです
毎年また違った満開の櫻を見せてください

推しが藤吉夏鈴さんから替わる事は生涯ないのですが、遠藤理子さんの涙が好み過ぎてメチャクチャ心を揺さぶられました
これを言うと鬼畜って言われるんですが、好みの子の泣き顔がもうホントに大好物で、細かく言うと泣かれるのが好きなわけじゃなく泣いているその姿が大好きなのです
声もあげず堪えてるのに大粒の涙が零れ落ちて、それでも顔を覆わないその凛とした姿がもうたまらなく刺さるのです!

Vlogとこの動画を観ただけなのでまだなんとも言えませんし、他のメンバーもきっと良い子達ばかりだと思います
櫻坂を選んで入ってきてくれたのだから

今後が楽しみで仕方がないです

中途半端は嫌いだけど、どちらかに決められない


www.youtube.com

 

4thシングル『五月雨よ』のMVが解禁されましたね
音源だけでも綺麗な曲だなと思っていましたがMVが補完してさらなる高みへ世界観を押し上げているようで好きですね
全体を通して歌詞、歌、曲、映像、全てが「美しい」です

2期生が初の揃い踏みというのも僕的にはポイント高いです
櫻坂ファンの中でも興味ない人は全然ピンと来ないでしょうけど、結構な感無量で涙腺がじわりと緩みます

今思いましたが2期生で伝わるんですかね?
新2期生との区別は今はもう無くて全員で2期生なのですかね?旧2期生?
もちろん新2期生も好きですが、2期生8人(+1人)はやはり特別ですね
日向坂はもうすでに4期生を募集するようですが、櫻坂は出来ればもう少しだけこのままで居てほしいかな
やっと2期生全体に光が当たったわけで、次は成長著しい新2期生を更に発掘しつつ着実に成長していってほしい

色々話題になっちゃってますが全然詳しくないので話題の部分はスルーして
乃木坂の5期生の最短でのセンターというやり方は僕的には櫻坂に取り入れてほしくないかな
欅坂から櫻坂に続く世界観はセンターを主人公とした舞台なわけで、その世界観がまだ浸透していない新加入のメンバーに任せる事で良くなる部分が全く見えませんから
実力云々じゃなく、主人公を演じきる意味や覚悟を活動経験が無い人に担えというのは酷でしょう
だから代理センターを据えることができず、センター不在でパフォーマンスをしたこともあるグループなのですから
って僕の願望を入れてみました

曲に話を戻します

今回は強烈なインパクトを残すフレーズは使われず、タイトル通りしとしとと降る五月雨のような緩やかな歌詞がまた良いですね

その中でも僕はタイトルにも付けた歌詞が好きです

 

中途半端は嫌いだけど、どちらかに決められない

 

ポジティブだけじゃないネガティブだけでもない
どちらも包含している感じが櫻坂らしいなと

次点で

 

「いつの日か」はいつ来るんだ?広げられない傘を持ってる

 

です
我ながらモヤモヤしたのが好きなのですね

多くのファンはもっと違う箇所の方が好きだと言うと思いますけど(笑)

 

だから心の内側で雨宿りして 雲の切れ間 太陽をここで待つ

とか

「止まない雨はない」誰もがそう言うけれど本当にそうなのか?

とか

 

今回は本当に綺麗な歌詞が多くて、曲にあってて最高ですね

ちなみにロケ地はもちろん公式には公表されてませんが稲取細野高原だと思うのですがどうなのでしょう
僕自身『世界には愛しかない』のロケ地である上平グリーンヒルウインドファームを訪れて以来、風車にハマってしまい全国の風車巡りをしてまして稲取細野高原も訪れた事があります

f:id:verwesen:20220315134438j:plain

f:id:verwesen:20220315134500j:plain

完全なる確証は持てませんが違うと断定できる箇所も無いのでここじゃないかなと推測しています

確認しにまた訪問したいですね
佐渡ヶ島も淡路島も行きたい行きたい思いながらいつまでもコロナが終息せずモヤモヤします

「いつの日か」はいつ来るんだ?