緩やかに朽ちてく僕の世界の片隅に

僕の中で紡がれた物語や思考や独り言がこぼれ落ちて霧散するまでの記録

その言葉がいつも僕の背中を押す

カラオケによく行くので音楽の話になりがちなのですが
どんな曲を聴くの?って聞かれた時僕は「色々聴きますが最近は米津玄師ですかね」って無難に答えています
踏み込むなら昨年残念ながら活動休止となったAqua Timezが好きって答えます
それ以上深く話すならもっとちゃんと答えますがそんな場面はあまりありません

米津玄師もAqua Timezも良く聴きますし、好きなのも事実です
嘘なんて言っていませんが一番好きなアーティストは話しても知っている人が居ないため口にしません
説明したいと思ったこともありませんが
趣味嗜好感性はそれぞれですし、思い入れが更に載ってくるので他人同士が同じ感情で聴くのは無理だと思っていますから

音楽を聴く時僕は歌詞の比重がとても重いです
もはや曲の良し悪しを超えた優先度となっています
良い曲は当然良い曲として耳に入ってきますが、ハマるかどうかはアーティストが言いたい事、考えている事、表現したい世界観に触れたいかどうかがほとんどを占めています

そして僕がまだ学生の頃その世界観に触れた時からずっと傾倒しているアーティストが居ます
その人は今でも音楽を続けていますがメジャーデビューをしていませんのでほとんど人は聴いたこともないかと思います

その人の書く好きな歌詞はそれこそいくらでもありますが、一番好きな言葉は歌詞ですら無く当時その人がやっていたすでに休止しているバンドのWebサイトのトップに書いてある言葉です
そしてその言葉こそが長年僕にとって僕が前を向くためのトリガーとして存在しています

気持ちが後ろ向きになった時
何をすべきか分からなくなった時
前に進むための理由が欲しくなった時
いつもこの言葉に救われて来ました

共感してほしいとは思いません
誰かに伝えたいとも思いません
もの凄く詩的なわけでもなく
普通にありふれた言葉を使った文章
心に響く人のほうが少ないかもしれない
それでも
それでも
誰にも1mmたりとも否定されたくないほど大事な言葉でした
だからこそ誰にも言っていないのでしょうね
ちょっと心が弱っていたらしく久々に思い出したので文章にしてみました
前を向かなきゃダメですね

 

~君はいまどこにいますか。

うまくいかないことだらけの毎日が

こんなにも理想とは違う毎日が

それでも二度と戻らない貴重な一日なのだと

忘れずに生きていますか。~